ごあいさつ
はじめまして。
Ikegishi Diabetes Noteをご覧いただき、ありがとうございます。
このサイトを運営している内科医です。
糖尿病、腎臓病、透析医療を中心に診療している内科医で、糖尿病専門医・腎臓専門医・透析専門医・総合内科専門医として、日々の診療に携わっています。
糖尿病治療で大切なのは、最初から完璧を目指すことではなく、その人の生活に合った方法を無理なく続けることです。
このサイトでは、医学的な正確さを大切にしながら、患者さんが診察室を出たあとに「実際の生活でどうすればよいか」まで、できるだけ分かりやすくお伝えします。
資格
- 日本糖尿病学会 糖尿病専門医・指導医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医・指導医
- 日本透析医学会 透析専門医・指導医
- 日本内科学会 総合内科専門医
専門分野
- 糖尿病診療
- 腎臓病・糖尿病性腎症
- 透析医療
- 食事療法・運動療法・糖尿病治療薬
糖尿病は、血糖値だけを見る病気ではありません。腎臓、心臓や血管、体重、筋肉、栄養状態、低血糖の危険性などを含め、体全体と生活背景を考えることが大切です。
長年の診療経験を生かし、医学的な正しさを基本としながら、一人ひとりの生活の中で無理なく続けられる治療を大切にしています。
「頑張りすぎない糖尿病治療」を伝えたい理由
糖尿病治療というと、「甘いものは禁止」「もっとやせなければ」「毎日運動しなければ」「HbA1cをもっと下げなければ」と、頑張ることばかりを考えてしまいがちです。
もちろん、食事や運動を見直し、必要な薬を適切に続けることは大切です。しかし、最初から完璧を目指すと、治療そのものが大きな負担になってしまうことがあります。
食べすぎた日、運動できなかった日、血糖値が思ったより高かった日があっても、それまでの努力が無駄になるわけではありません。
大切なのは、一度も休まないことではなく、休んでもまた自分のできるところから戻ってくることです。
その人の生活に合った、無理なく続けられる治療を一緒に考えること。それが、私の考える「頑張りすぎない糖尿病治療」です。
運動について伝えたいこと
私は長年、ロードバイクのヒルクライム競技に取り組んできました。富士ヒルクライム、表富士ヒルクライム、乗鞍ヒルクライムなどに出場し、年代別での優勝・入賞も経験しています。
競技では、目標に向けてトレーニングを重ねることが必要です。しかし、糖尿病の運動療法は競技ではありません。
速く走る必要も、長い距離を歩く必要も、毎日限界まで頑張る必要もありません。
10分歩く、少し階段を使う、家の中で体を動かす、自転車を楽しむ。どの方法が続けやすいかは、年齢、体力、病気、生活環境によって一人ひとり異なります。
長くスポーツに取り組んできたからこそ、「頑張れる運動」と「続けられる運動」は、必ずしも同じではないと感じています。
このサイトでは、運動が苦手な方にも「これなら少しできそう」と思ってもらえる方法を紹介していきます。
糖尿病治療で大切にしていること
私が糖尿病診療で大切にしているのは、検査の数字だけではなく、その人の生活全体を見ることです。
同じHbA1cであっても、年齢、治療内容、低血糖の危険性、合併症、仕事や家庭環境などによって、適切な目標や治療方法は異なります。食事、運動、薬も、全員が同じ方法でよいわけではありません。
医学的に正しいことを基本としながら、その人が実際の生活の中で無理なく続けられる方法を、一緒に考えることを大切にしています。
このサイトについて
Ikegishi Diabetes Noteでは、
糖尿病の基本
HbA1c・血糖値
食事
運動
薬・インスリン
低血糖
糖尿病の合併症
などについて、糖尿病専門医の立場からできるだけわかりやすく解説していきます。
医学用語を並べるのではなく、
「患者さんが診察室を出たあと、実際の生活でどうすればよいのか」
まで伝えられるサイトを目指しています。
最後に
糖尿病は、今日一日だけ頑張れば終わる病気ではありません。
だから、
100点の食事を毎日続けなくてもいい。
毎日1万歩歩けなくてもいい。
運動を休む日があってもいい。
血糖値が高い日があっても、それだけで自分を責めなくていい。
大切なのは、
「もうだめだ」とやめてしまわず、またできるところから戻ってくること。
このサイトが、
「もっと頑張らなければ」
ではなく、
「これなら自分にも続けられそう」
と思えるきっかけになれば幸いです。